
アルガンオイルは肌や髪を保湿し、うるおいをあたえることからスキンケア・ヘアケアに取り入れている人が増えていますね。
また、アルガンオイルを直接取り入れていなくてもすでにアルガンオイルを含んだ商品を使っている人は多いでしょう。
アルガンオイルはアロマトリートメントでも基材(キャリアオイル)として使用するオイルでもあり、肌や髪に必要な美容成分を含んでいるので重宝されます。
- アルガンオイルって、そもそもどんなもの?
- アルガンオイルは肌や髪を保湿する?
- アルガンオイルでハリやツヤのアップ!効果的な使い方は?
- アルガンオイルの価格は?
- アルガンオイルとホホバオイルのちがい
これらのことを詳しく解説していきます。
コディナのオーガニックアルガンオイル
アルガンオイルとは?

アルガンオイルの特徴
アルガン、学名はSideroxylon spinosum。和名はアルガンノキ。
アルガンの木は北アフリカのモロッコ王国だけに分布が見られる固有種で、アルガンの実の種子(核)を砕いて圧搾しアルガンオイルが抽出されます。
ビタミンEやオレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸など肌に必要な皮脂成分が豊富。
アルガンツリーが自生するモロッコ北西部では昔から食用のオイルや皮膚の薬として使われていました。
近年、欧米の国々が化粧品に取り入れるようになり、日本での認知度も上がっています。
そして、アロマトリートメントオイルの基材として、精油(エッセンシャルオイル)と混ぜて、肌や髪、体にトリートメントすることで、保湿したり肌をやわらげたりするのに役立ちます。
サラッとしていて、べたつかない使用感。
脱色や脱臭されていない未精製のアルガンオイルは本来の香りと美容成分はそのまま。
アルガンオイルは希少価値があり、美容成分が豊富なことから、スキンケア・ヘアケアに人気のオイルです。

アルガンオイルの成分
アルガンオイルに含まれる代表的な成分
- ビタミンE(トコフェロール)
- オレイン酸
- リノール酸
- パルミチン酸
- ステアリン酸
- リノレン酸
- ミリスチン酸 など。

アルガンオイルの効果

アルガンオイルはエイジングケアに
アルガンオイルに含まれるビタミンE(トコフェロール)は抗酸化作用があり、血液の流れをよくすることから新陳代謝アップにつながり、若返りのビタミンと言われます。
オレイン酸、パルミチン酸などは肌の皮脂の成分に近いので、うるおい不足の肌に必要な油分をあたえることで適度な皮脂コントロールをしたり、外部刺激から肌を守ります。
ビタミンEやオレイン酸などが含まれるアルガンオイルは、特に40代以降のエイジングケアにおすすめ。
水分を閉じ込める保湿の役目をするアルガンオイルはスキンケアにぜひ取り入れたいアイテム。
適度なオイル分は肌を守り、ハリとツヤに。
アルガンオイルは肌をやわらかくし、適度な水分と油分のバランスが取れます。
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アルガンオイルによる肌・髪・身体のケアと上手な使い方

アルガンオイルのスキンケア
洗顔後すぐにアルガンオイルを塗ると、後からつける化粧水の肌なじみがよくなります。
アルガンオイルのヘア・頭皮ケア
アルガンオイルは肌だけでなく、髪の保湿にもおすすめ。
ドライヤーの前後に髪に塗ることで、サラリとしたツヤのある髪にしあがります。
アルガンオイルのボディケア
乾燥が気になる部分にアルガンオイルを塗ると、肌がしっとりとやわらかくなります。
いろいろ使えるアルガンオイル
女性だけでなく、もちろん男性にも赤ちゃんにも使えます。
※念のため、赤ちゃんに使う前には、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。
コディナのオーガニックアルガンオイル
アルガンオイルと大人ニキビ

ニキビが気になるとき、ニキビの炎症がひどくなっている状態ではアルガンオイルだけでなく、オイルの入ったスキンケアはやめましょう。
また、オイリー肌には必要以上のオイルはニキビが増える原因にもなりかねません。
ニキビができるのは肌や毛穴が固くなってしまい、皮脂の過剰分泌により毛穴が詰まることで起こる、まさに皮脂コントロールがうまくいっていない状態。
そして、大人ニキビは肌の乾燥や睡眠不足、栄養バランスがよくない、洗いすぎやあぶら取り紙などで肌の皮脂分を取りすぎることなどが原因と言われています。
肌を清潔に保ち、不足している水分を適度に補い、大人ニキビができる原因を解消していきましょう。
ちなみに私がアルガンオイルを使用中に何度か大人ニキビができましたが、上記にあげた睡眠不足や栄養バランスが崩れたとき(チョコレートやスナック菓子を一定以上食べすぎると出る)が原因。
適度な量のアルガンオイルは肌を保護して水分と油分をキープするので、ハリとツヤのアップには欠かせないですね。
アルガンオイルの値段は?
未精製で低温圧搾(コールドプレス)され、オーガニック認定されている品質の高いアルガンオイルは100㎖で5000円前後です。
あまりにお安くなっている商品(廉価品)は品質を疑ったほうがよいでしょう。
アルガンオイルの酸化と使用期限

アルガンオイルは植物性オイルで不飽和脂肪酸という分類に入ります。
飽和脂肪酸はバターやラード、動物性の脂肪分、ココナッツオイルなど、多くは常温だと固形のもの。
不飽和脂肪酸はアルガンオイル、オリーブオイル、マカデミアナッツオイル、ローズヒップオイルなどの植物性のオイルなど。
また、アルガンオイルは乾燥性でいうと、不乾性油に分類され、乾燥しにくいです。
しかし、酸化しにくいということではなく、開封とともにオイルの酸化が始まります。
アルガンオイルの使用期限は目安として2年~3年(開封後は6ヶ月)。
品質にこだわったアルガンオイルは保存料が添加されていないので、開封したらなるべく早めに使い切りましょう。
使い始めは使用期限日がいつ頃かをチェックしておくとよいですね。

アルガンオイルとホホバオイルのちがい
アルガンオイル | ホホバオイル | |
種類 | 植物オイル | 植物ロウ(植物ワックス)・エステル |
種子 | アルガンの種子(核) | ホホバの実 |
産地 | モロッコ | アメリカ南部、メキシコ |
酸化安定性 | 酸化しやすい | 酸化しにくい |
作用・目的 | 肌の柔軟化作用、抗老化作用 アンチエイジングケア | 肌の柔軟化作用、抗炎症作用 健康な肌の維持 |
ホホバオイルはホホバという植物の種子から採れたオイルで、植物ロウ(植物性ワックス)に分類されます。
低温で固まりますが、常温に戻すと液体になる特徴があります。
保湿効果が高く、のびがよいのでアロマテラピーの基材としてもよく使用され、肌の健康維持によいとされます。
いっぽうで、アルガンオイルは保湿と抗酸化作用・抗老化作用があり、ホルモン分泌が少なくなってくる40代、50代以降のエイジングケアにおすすめです。
ホホバオイルとアルガンオイルをブレンドした、オイルスキンケアもよいでしょう。
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ぜひ、参考にしてみてください。
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