精油は植物のどこから採れるのか?

こんにちは!Riyuです。

今回の記事は、精油についてのお話です。
精油せいゆ(エッセンシャルオイル)という言葉を聞いたことがありますか?

アロマという言葉が一般的にひろまっていますが。。
もしかしたら、精油という言葉は初めて聞く方もいるかもしれません。
ここでは、アロマテラピーに使われる精油が何かをお話していきたいと思います。

そして、精油にはどんなものがあるかをご紹介します。
花や草木の名前に興味がない方でも、聞いたり見たりしたことがある、おなじみの植物名が出てくると思います。
では、みていきましょう。

精油とは?

はい、精油とは?

『精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などかから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した、揮発性の芳香物質です。』

アロマテラピーとは?のところにも詳しく書いてあるので、そちらも見てくださいね。

かんたんに言うと

  • 精油は油ではありません。
  • 植物から取れる天然素材です。
  • 香り成分を高濃度に含んだ物質です。
  • 精油は植物が自分の身を守るために虫が嫌がる芳香成分を出します。
  • 反対に良い芳香成分を出すことで虫を寄せ付け、受粉を促したりするために作られています。

そして、その芳香成分が私たち人間に与えてくれる作用は?

  • 菌の繁殖をおさえる。
  • ホルモンバランスにはたらきかける。
  • 心と身体の疲れをいやす。
  • 美容や健康的な生活に役立つ。

このようなものが、精油であると、まずはかんたんに認識してください。
では、アロマテラピーでも、よく使われる精油の名前を例にして、わかりやすく説明していきます。
アロマテラピー検定で扱われる30種類の精油とその他を合わせてご紹介します

花から作られる精油

まず、
あの可憐な姿の美しい花々のことです。
ローズ(バラ)やラベンダーは、香りのある花として、よく知られています。

ローズと言っても、香りの芳香成分が取れる種類があり、精油名で言えば、ローズアブソリュート(ダマスクスローズAbs.)精油ローズオットー精油があります。
また、ラベンダーは北海道・富良野地方のラベンダーの花畑でも有名ですね。
その花から芳香成分を抽出したものが、ラベンダー精油です。
また、白い花が可憐でフローラルな香りのジャスミンアブソリュート精油があります。
香水の香料としても知られ、高価な精油のひとつです。

他にはイランイラン精油カモミールジャーマン精油カモミールローマン精油ネロリ精油などがあります。※クラリセージ精油ラベンダー精油ローズマリー精油はそれぞれ、のどちらからも精油として抽出されています。

葉、茎から作られる精油

次に、についてです。
みなさん、よくご存じのミントですが、歯みがき粉や、ガム、タブレットなど、多くの食品や生活用品に香料として使用されていますね。
精油で言えば、ペパーミント精油がこの香料のもとになっています。
フレッシュで清涼感のあるスーッとした香りは夏にぴったりのイメージです。
ケーキやスイーツにちょこんとのっている、あのかわいい緑の葉のことです。

他には、スイートマージョラム精油ゼラニウム精油ティートリー精油パチュリ精油メリッサ精油(レモンバーム)ユーカリ精油(ユーカリプタス)レモングラス精油などがあります。

クラリセージ精油ラベンダー精油ローズマリー精油はそれぞれ、のどちらからも精油として抽出されています。

果皮と果実から作られる精油

次は果皮
こちらもみなさん、よく知っている果物の皮のことです。
精油名で言うと、オレンジ・スイート精油グレープフルーツ精油などがあります。
柑橘系の果物の皮は他に、レモン精油ベルガモット精油もアロマテラピーでよく使われますね。

そして、次は果実です。
字のとおり、果物の実のことですが、アロマテラピーでは、柑橘系の実は精油の抽出には向きません。
ここでの果実から取れる精油というのは、ブラックペッパー精油ジュニパーベリー精油などです。
ブラックペッパーは料理に使われる、あのコショウの実ことです。
そしてジュニパーベリーはヒノキ科の針葉樹で、ジュニパーベリーになる、実のことを言います。
もしかしたら、お酒が好きな方は知っている方もいるかもしれませんが、洋酒のジンの香りづけはこの、ジュニパーベリーの果実の精油が用いられています。
また、※サイプレス精油もヒノキ科の針葉樹で、おもに枝葉から精油が採取されますが、果実からも取れます。

心材から作られる精油

次に心材とは。
サンダルウッド精油は、ビャクダン(白檀)という和名で知られています。木の中心部を細かくくだいて抽出されます。
古代から宗教儀式などに使用されており、現在は高級フレグランスにも使用されています。
また、香りを保たせる保留効果があるので、ベースノートとして使用されます。
甘さのあるウッディ調の香りです。

根から作られる精油

そして、
根っこからも、精油となる芳香成分が取れるのですね!
へえー。おどろきました。
ベチバーという東南アジアに生息するイネ科の植物からベチバー精油が取れます。
ちなみにウッディ調で土臭さ、スモーキーな感じがあるようです。
そして、ベースノートとして、香りを保たせる保留剤としての役割もある精油です。
こちらもウッディ調? 精油の専門店に行く機会があったら、ぜひ嗅いでみてくださいね。

種子から作られる精油

その次、種子
たとえば、カルダモン。フェンネル。
カルダモンはインドカレー専門店などで、取り入れられている香辛料。
フェンネルはそのインドカレーの食後のお会計のときに、見たことがあるかもしれません。
フェンネルのまわりに糖分でコーティングしたカラフルな粒で、フェンネルシードというもので、さっぱりとしたお口直しになっています。
※ちなみにアロマテラピー検定では扱われない精油です。
が、生活の木さんなどの精油専門店では、カルダモン精油フェンネル精油が販売されています。
スパイシーで刺激のある香りです。

樹皮から作られる精油

では、樹皮とは?
樹木の表面をおおう外側の皮のことです。
代表的なものに、シナモン(桂皮)精油があります。
独特なスパーシーな香りで、お菓子作りを始め、料理やホットドリンクにもよく使用されますね。
※ちなみにアロマテラピー検定では扱われない精油です。
また、シナモンの葉から採取される精油にはシナモンリーフ精油もあります。

樹脂から作られる精油

最後に樹脂とは?
木の表面の樹皮に切り込みを入れて、その傷口から出てくる粘性のある液体を言います。
この液体が空気に触れると、固まって、精油のもとになる樹脂となります。

樹脂からできた精油には、フランキンセンス精油ミルラ精油ベンゾイン精油などがあります。
フランキンセンス(オリバナム/乳香)は古くからお香として、宗教儀式などにも利用されました。
現代では香水の香料としても知られています。

ミルラ(マー/没薬)も古代から、世界中で利用されてきた精油です。
キリストの誕生のときにフランキンセンス、金とともに捧げられた高価なものです。

ベンゾイン(安息香)はエゴノキ科の樹脂です。バニラのような甘い香りが特徴です。
また、香りを長く留めるための保留剤として使われます。

精油(エッセンシャルオイル)のお話のまとめ

アロマテラピー検定にも出てくる精油30種と、プラスα(カルダモン、フェンネル、シナモン)で、それぞれの植物のどの部位から、精油が採取されるのかを紹介してみました。
精油だけでなく、あなたが持っていらっしゃる香水の中に、使われている香料の名前もあるでしょう。

以下、精油の名前と抽出部位です。

花(抽出部位)葉(抽出部位)花と葉(抽出部位)
イランイランスイートマージョラムクラリセージ
カモミール・ジャーマンゼラニウムラベンダー
カモミール・ローマンティートリーローズマリー
ジャスミンパチュリ 
ネロリペパーミント 
ローズアブソリュートメリッサ(レモンバーム) 
ローズオットーユーカリ 
 レモングラス 
果皮(抽出部位)果実(抽出部位)葉と果実(抽出部位)
オレンジスイートブラックペッパーサイプレス
グレープフルーツジュニパーベリー 
ベルガモット  
レモン  
心材(抽出部位)根(抽出部位)樹脂(抽出部位)
サンダルウッドベチバーフランキンセンス
  ミルラ
  ベンゾイン
種子(抽出部位)樹皮(抽出部位) 
カルダモンシナモンなど 
フェンネルなど  

次回は、それぞれの精油の特長や効能などを詳しくみていきましょう。

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