ラベンダー精油は苦手?それでも気になるスキンケアとブレンドレシピ

ラベンダー精油

ラベンダーの香りが苦手。。。

ラベンダー精油は万能薬やスキンケアとして、昔から使用されている人気のある精油ですが。

ラベンダーの香りで癒される~という人もいれば、いまいち香りが好きじゃないって人もなかにはいますよね。

ただ、保湿や皮膚再生のスキンケアに効果的ってなると、やっぱり気になります!

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターのRiyuが、ラベンダー精油の上手な使い方や、オレンジやベルガモットなどのブレンドレシピアロマスプレーの作り方を紹介します。

ぜひ参考にしてください。

そして、ラベンダー精油の効能や禁忌・注意点もあわせてみていきましょう。

ラベンダーとは

ラベンダーの種類

地中海地方が原産の多年草。
フランスのプロヴァンスが産地として、とても有名です。

日本では各地にラベンダー畑がありますが、知名度が高いのは北海道富良野地方のラベンダー畑でしょう。

植物としてのラベンダーは300種類以上の品種がありますが、精油は真正ラベンダー、ラバンジン、スパイクラベンダーなどがあります。

700~800mの高地で栽培されるラベンダーと平地から600mの高原で栽培されるラバンジンがあり、精油の香りや成分が異なります。

ラベンダー

真正ラベンダーまたはファインラベンダー、コモンラベンダーとも呼ばれ、フランスのプロヴァンス産から採れた精油は高品質で、世界の調香師や化粧品メーカーから高く評価されています。
また、ブルカリア産も上品な香りで高品質。

ラバンジン

ラベンダーとスパイクラベンダーの交配種。
プロヴァンスでは、精油や化粧品の研究に使われたり、ハチミツ採取のために生産されています。

スパイクラベンダー

真正ラベンダーより香りがはっきりとしていて、カンファー(樟脳)の香りが目立ちます。
リラックスというよりはリフレッシュしたいときの香り。

ラベンダーの香りと成分

花やフルーツに含まれる香り成分の酢酸リナリルが40~45%が含まれています。

酢酸リナリルはグリーンのイメージで、さわやかな酸味と甘みがある香り。

ラベンダーのほか、ネロリ、ベルガモットにも含まれています。

また、リナロールが30~45%含まれ、ややウッディ調ですが、おだやかなフローラル感があります。

ネロリ、ベルガモットや、同じシソ科のハーブのタイムにも多く含まれ、スズラン様の香りです。

ジョンマスターオーガニック公式サイト

ラベンダー精油の効果効能

ラベンダー精油の効果効能

心への効能

精神安定

精神的に不安定な状態をリラックスさせる。自律神経のバランス回復。不眠症に。

鎮静作用

ストレスをやわらげ、イライラを抑える。やすらぎを与え、緊張感をときほぐす。更年期症状に。

抗うつ作用

重たい気持ちを洗い流し、忘れていた自分らしさを取り戻す。

体への効能

抗炎症鎮痛作用

肩こり、腰痛、月経痛、PMS(月経前症候群)、頭痛、捻挫などに。

抗菌・抗真菌作用

黒カビ、水虫の原因菌などの抗菌作用。

皮膚細胞活性スキンケア

ニキビ、治りの遅い傷の修復、乾燥肌や日常的なスキンケアによい。

血圧降下

副交感神経を活性化。ストレスによる不安や緊張からの血圧上昇に対して正常なバランスに戻す。

Riyu
Riyu

ラベンダー精油は万能薬・スキンケアによいと言われます。

化学者ルネ・モーリス・ガットフォゼが偶然のやけどからラベンダー精油の治癒効果を再確認し、アロマテラピーが成立するきっかけになった精油です。

  

ラベンダー精油の禁忌・注意点

ラベンダー精油の禁忌・注意点

ラベンダー精油の禁忌・注意点

妊娠初期はラベンダー精油の使用を避けましょう。

妊娠中は特に香りに敏感になりやすく、今まで気にならなかった生活の中の匂いや香りに気がつき、嫌悪感が出たりすることがあります。

ラベンダー精油は通経作用があるので、妊娠初期は控えるようにします。

ラベンダー精油に限らず、妊娠中のアロマテラピーは芳香浴以外、十分な注意が必要。

精油の禁忌・注意事項を確認して、妊娠初期や妊娠中は避けると書いてあるものは使用しない。

ラベンダー精油の香りが苦手、でも効能が気になる

フローラルなラベンダー精油やブレンドもおすすめ

ラベンダー精油やラベンダーオイルの香りはちょっと苦手という人もいます。

薬草植物としてハーブの香りが中心なんだけど、なんだかハーブ感を強く感じてしまうとか。
(私もそのうちの一人でした。)

でも、ラベンダーもいろいろな香りがあるのです。

香りは精油ブランドごとに異なるし、同じ精油ブランドでも収穫時期や、収穫年によっても!

そして、他の精油とブレンドすることで香りがまとまり、「ラベンダー、いいね!」と驚くことでしょう。

ラベンダーの香りはいろいろある!

  • 産地や収穫時期、ラベンダーの種類によって、香りの幅がある。
  • 他の精油とブレンドすることで、ラベンダーが香りをまとめてくれる。

ラベンダーの香りは苦手な人も多い?

ラベンダーの香りが苦手だという原因のひとつは、身の回りの生活用品や化粧品など、ラベンダーの香りを使った商品は多く出回るようになったこと。

本当のラベンダーの花の香りは知らなくても、合成香料による「ラベンダーの香り」が、私たちの脳に刷り込まれています。

天然のラベンダー精油を使用しているものでも、日焼け止めクリーム、シアバターの全身用クリームなど、多くの人が好むだろうという前提で香りづけされている商品であふれています。

しかし、ラベンダーのアロマ特有のハーブ感が強すぎるという印象もあります。

あとは、直観的に好きか嫌いかの話になりますが、ラベンダー精油の作用の素晴らしさを知ってしまうと、かたくなに好きじゃないからと言って、遠ざけてしまうのはもったいない気がします。

そこで、ラベンダー精油の作用だけでなく、香りも十分に楽しめるアロマブレンドのレシピを紹介します。

ラベンダー精油でオイルスキンケア!おすすめブレンドレシピ

ラベンダー精油でオイルスキンケア

アンチエイジングに!

ラベンダーのほか、ゼラニウムやローズオットー、フランキンセンスなど、肌の細胞活性に効果的な精油をブレンドしたアロマの顔用スキンケアを紹介します。

皮膚刺激が少ない精油で、植物油(キャリアオイル)の保湿力をベースにしています。

ラベンダーの顔用スキンケア ブレンドレシピ

精油を合計3滴アルガンオイル30mlをビーカーで混ぜると、スキンケアオイル(30ml)ができます。

ラベンダーの顔用スキンケア ブレンドレシピ

スキンケアオイル用(30ml)

  • ラベンダー 1滴
  • ゼラニウム 1滴(またはローズオットー 1滴)
  • フランキンセンス 1滴

希釈濃度0.5%の顔用です。

オイル用の遮光容器に入れて、1ヶ月程度で使い切りましょう。

アロマのトリートメントオイルのくわしい作り方は、「アロマの楽しみ方 その2 トリートメント法」で紹介しています。

ラベンダー精油でアロマスプレー!おすすめブレンドレシピ

ラベンダーとシトラスのアロマルームスプレー

ラベンダー精油でアロマスプレー

ラベンダーとオレンジスイート・ベルガモットのルームスプレーでリラックス~♪。

香りで癒し効果李ラックスできて、抑うつ効果も期待、そして、気分も上げてくれるブレンド。

ラベンダーのフローラル感とベルガモットの柑橘のさわやかさが、やさしく香ります。

香水のように強く香るわけではないですが、その分惜しまずにスプレーできるのが、精油を使ったアロマスプレーの魅力。

【ラベンダーとシトラスのブレンドレシピ No.1】

精油を合計15滴、無水エタノール5mlを入れたビーカーで溶かし、精製水25mlを入れて混ぜるとアロマルームスプレー(30ml)ができます。

ラベンダーとシトラスのブレンドレシピ No.1

アロマルームスプレー用(30ml)

希釈濃度2.5%のルームスプレーです。

顔や体にはかけないでください。

2週間程度で使い切りましょう。

くわしいアロマスプレーの作り方については、「【簡単!】アロマスプレーの作り方(50ml)と必要な道具」で紹介しています。

アロマは始めたばかりの方は、あれもこれもと精油をそろえるのは大変。

結局どの精油が自分の好みなのか、わからなくなります。

まずは精油単品で楽しんだり、手持ちの精油をブレンドしてみたりして楽しみましょう。

そして、アロマの扱いに慣れてきたら、気になる精油を買いそろえていくのでもいいですね。

【ラベンダーとオレンジスイート・フランキンセンスのブレンドレシピ No.2】

精油を合計10滴、無水エタノール5mlを入れたビーカーで溶かし、精製水25mlを入れて混ぜるとアロマルームスプレー(30ml)ができます。

ラベンダーとオレンジスイート・フランキンセンスのブレンドレシピ No.2

アロマルームスプレー用(30ml)

  • ラベンダー 3滴
  • オレンジスイート 5滴 (またはベルガモット) 
  • フランキンセンス 2滴

希釈濃度1.6%のルームスプレーです。

顔や体にはかけないでください。

2週間程度で使い切りましょう。

精油の種類が多い【ラベンダーとシトラスのブレンド】に比べると、精油の種類は少なくて、挑戦しやすいですね。

フランキンセンスをプラスすることで、さわやかな香りが長持ちして、雰囲気も清らかな感じに。

ラベンダー精油、おすすめ5選!

ラベンダー精油おすすめ5選!

では、ラベンダー精油はどれがいいの?

原材料の植物にこだわったオーガニック精油や、成分分析を公開している精油ブランドなどをおすすめしています。

香りの芳香分子は体内に吸収されるからこそ、安心して使用できる精油を選びたいですね。

■ニールズヤードレメディーズ

  • オーガニックにこだわるイギリス発祥のヘルス&ビューティブランド。
  • 英国ソイルアソシエーション認定オーガニック精油などを扱う。
  • サスティナブル&エシカルな理念をかかげるブルーボトルがおしゃれなブランド。

原産国:南フランス
生産国:イギリス
価格の目安:10㎖ 3,410円(税込)

ニールズヤード レメディーズラベンダー・オーガニック

■生活の木

  • 国内外の提携農園(パートナーファーム)から厳選したオーガニックハーブや精油、植物油などの販売。
  • 全国約110店舗の直営店あり。
  • エコサート、JASなどの認証を受けた有機精油もあり。

原産国:フランス
価格の目安:10㎖ 2,750円(税込)

■プラナロム

  • プラナロム社は無農薬栽培、成分に分類されたケモタイプ(化学種)にこだわり、正規輸入代理店である健草医学舎との二重の成分分析を行い、精油を販売。
  • ベルギーの有機農産物認定マークBioがついた精油が多い。
  • 健草医学舎直営農場では完全無農薬栽培によるハーブウォーターを製品化。

原産国:フランス
価格の目安:10㎖ 3,740円(税込)

■フロリハナ

  • フランスにフロリハナ蒸留所を持つ。
  • 芳香蒸留水は微生物検査植物油、精油は成分検査、残留農薬の検査を実施。
  • エコサート・JAS認定100%オーガニックなど、オーガニック認定商品にこだわり、精油を蒸留販売。
  • 精油1滴は約0.03㎖。

原産国:フランス
価格の目安:17.05㎖ 2,640円(税込)

■フレーバーライフ

  • 英国Aromatherapy Trade Council(アロマテラピー精油取引協議会)、Soil Association(英国土壌協会)加盟社から輸入した精油の充填販売。
  • 原料の輸入から製造、販売まで一貫して自社管理。
  • アロマテラピー商品の通信販売を日本で最初に始めた会社。

原産国:フランス
価格の目安:10㎖ 1,540円(税込)

ラベンダー精油のプロフィール

ラベンダー精油のプロフィール
精油名ラベンダー(Lavender
学名Lavendula angustifolia(ラベンドゥラ アングスティフォリア)
Lavendula officinalis(ラベンドゥラ オフィキナリス)
科名シソ科
抽出部位花と葉
抽出方法水蒸気蒸留法
主な産地フランス、ブルガリア、オーストラリア(タスマニア)
主要成分リモネン、ミルセン、オクタナール、ヌートカトン、ベルガプテン 
ノートトップ~ミドル
印象フレッシュでフルーティ、さわやかなフローラル感とハーバル感 
注意事項妊娠初期は避ける。

ラベンダー精油のまとめ

ラベンダー精油はよく知られているし、良さそうなんだけど、香りがイマイチなんだよねという人は一定数いるかと思います。

実は私もその一人でしたが、ブレンドすることで香りの相乗効果が出てきて、ラベンダーの見方が変わりました。

ラベンダーの香りは、抗うつ作用もあり、リラックスできるし、前向きな気持ちを運んでくれます。

そして、皮膚刺激もほとんどなく、皮膚再生作用をスキンケアに活用できます!

使いこなせていない手持ちのラベンダー精油があれば、ぜひブレンドしてみましょう。

もっと「アロマのことを勉強したい!」という方は、
「アロマテラピー検定2級1級とは?」の記事をぜひ参考にしてください。

ピタッとアロマ クリア 60枚(10シート×6枚)

1,340円(税込)

アロマシートに精油を2~3滴たらして、簡単に香りのシールを作ることができます。

半分に切ってマスク用にすることもできます。

また、アロマルームスプレーやアロマの虫除けスプレーをかけて衣服に貼ることもできます。

もっと手軽にラベンダー精油の香りを楽しみたい♪

ラベンダー精油とローズマリー精油のシャンプーがあります。