レモン精油は集中力とリフレッシュに!さわやかな香りを上手に使う。

レモン精油

すっきりさわやかなレモンの香り。

サワー・カクテルなどのお酒やお菓子の加工食品など、ここ数年レモンの人気が高まっています。

レモン精油もレモン果汁と同じように、はじけるような香りと柑橘の甘さが感じられる精油。

リフレッシュしたり、気分をあげてくれたり、集中力アップ、抗うつ作用、冷えやむくみの回復など、うれしくなる作用があります。

香りで癒されるだけでなく、精神的にも強い味方になるので、そばに置いておきたい精油の1つ。

そして、ニキビ、シミ、イボ、うおのめにも効果的と言われていますが、どうなのか気になるところ。

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターのRiyuが、レモン精油の効能や使い方、ブレンドレシピ、禁忌・注意点などをくわしく紹介しています。

さわやかなレモン精油の香りを上手に生活の中に取り入れて、毎日を充実させていきましょう!

レモン精油の効果効能

レモン精油の効果効能

心への効能

集中力を高める

勉強や仕事の前に嗅ぐと、集中力がアップ。
冷静な判断につながり理解力も高まる。

気分高揚

気分が一気にリフレッシュ、すがすがしい気持ちになる。
気分転換・頭がぼーっとするとき、朝の眠気覚ましに。

抗うつ作用

重たい気持ちをやわらげ、緊張や不安を軽くする。

体への効能

冷え性、むくみ、血液浄化加温

血液やリンパの流れを促がし、老廃物を排泄する。
血液循環が良くなることで体が温まる。

抗菌・抗ウイルス作用

ディフューザーで空気の浄化に利用する。
風邪やインフルエンザなどの感染症の予防につながる。

消化促進、便秘

胃腸の働きを助け、正常化する。
特に肝臓の機能を刺激すると言われる。

収れん作用

脂性肌に夜のスキンケアで活用する。
ニキビ、シミ、イボ、うおのめなどにもよいとされている。

嗅覚障害への予防

加齢や認知症による嗅覚の低下を予防するために、ヨーロッパでも有効性が示されている嗅覚トレーニングを活用したい。

バラ,ユーカリ,レモン,丁子の4種類のにおい液を染み込ませた綿をガラス瓶に入れ,毎日朝晩の2回,それぞれのにおいを10秒ずつ嗅ぐというものである。


アンチエイジングへの挑戦嗅覚

(※バラの代わりにラベンダーでもよい。丁子ちょうじ=クローブ。)

レモン精油の禁忌と注意点

レモン精油の禁忌・注意点

レモン精油には光毒性の原因となるフロクマリン類が含まれています。

ベルガモット精油よりフロクマリン類のベルガプテン含有量は少ないですが、レモン精油の入ったトリートメントオイルやアロマスプレーを使うときは、覚えておきましょう。

禁忌

光毒性があるので、レモン精油が入ったトリートメントオイルやアロマスプレーなどを使用した後の肌を、太陽の光(紫外線)に当てない。

では、光毒性とは何でしょうか?

光毒性とは

ベルガプテンという成分などが、皮膚について紫外線に当ると、色素沈着や炎症などの皮膚刺激を起こすこと。

レモン精油を使うときは、次のことに注意して、光毒性に気をつけます。

レモン精油を使うときの注意点

  • レモン精油のトリートメントオイルは、1%以下の濃度で植物オイルで薄める。
  • 夜のスキンケアを。紫外線の当たる日中はトリートメントしない。
    (またはトリートメントしたら、紫外線に当たらない。)
  • 柑橘系精油は開封したら、半年以内に使い切る。

【参考】光毒性に気をつけたい精油は次のとおり。

アロマトリートメントやアロマスプレーなどを作るときは、レモン精油の使い方の注意点と同じようにほかにも光毒性がある精油があることを頭に入れておきましょう。

【ベルガプテン(フロクマリン類)が含まれている精油】

  • ベルガモット
  • かぼす
  • グレープフルーツ
  • ネロリ(ビターオレンジの花)
  • ライム
  • ゆず
  • レモン
  • アンジェリカルート(せり科の根)

など。

レモン精油の上手な使い方

レモン精油の上手な使い方

仕事や勉強のスタートや集中したいとき

ネブライザー式・水を使わないタイプのディフューザーで香りをひろげる

  • レモン精油やブレンド精油の細かな香りの分子が、広めの空間でもひろがる。
  • ネブライザー式と言われ、水を使用せずに直接、精油をディフューザーに取り付ける
  • USBでパソコンに接続できるタイプ。
  • 「10秒間シューッと精油の微粒子が出て50秒小休止」を繰り返す。
  • 止め忘れても2時間で自動停止する機能あり。
  • デスクの上に置いても邪魔にならず、水をこぼす心配がない。

朝やランチの後に気分を替えたいとき、集中したいときに、とても役に立ちます!

また、気持ちを高め、リフレッシュさせてくれます。

生活の木のアロモアミニ・ポータブルウッドは充電ができるので、配線を気にせず、どこででも使えるのが魅力的。

冷えとむくみが気になるとき

光毒性に気をつけた「夜のトリートメント」

レモン精油と同じように血液の流れをよくするジュニパーベリー精油を合わせて、ホホバオイルで希釈します。

精油どうしの相乗効果があるので、さわやかな香りで冷えとむくみが気になるときに!

混ぜるだけなので、かんたんにアロマトリートメントオイルができます。

太陽の光が当たらない夜のトリートメントに使ってみましょう。

トリートメント法

<材料>

・レモン精油 4滴
・ジュニパーベリー精油 2滴

・ホホバオイル 30㎖
・保管ガラス容器
・ラベルシール、ビーカー、かくはん棒

<作り方>

①ビーカーにホホバ油 30㎖を入れ、精油を慎重に一滴ずつ入れる。
②かくはん棒でよく混ぜ、保管ガラス容器に移す。
③ラベルに作成日、精油名など記入して貼る。

※今回のトリートメントオイルはホホバ油 30㎖ に対して、精油6滴で、希釈濃度1%です。

上記のブレンドのほかに、ローズマリー精油とゼラニウム精油を合わせたブレンドもオススメ!

・レモン精油    3滴
・ローズマリー精油 2滴
・ゼラニウム精油  1滴
・ホホバオイル   30ml

また、レモン精油とグレープフルーツ精油のブレンドで、よりさわやかなトリートメントに!

・レモン精油      4滴
・グレープフルーツ精油 2滴
・ホホバオイル     30ml

トリートメントオイルをつくるときは、こちらも参考に!

汗のにおいが気になるときに

においをおさえ、リフレッシュするボディスプレー

運動したあとや外出したとき、汗をかいてニオイが気になる。

シャワーのあとにスッキリしたいというときに。

レモン精油を使用したボディスプレーがあると、心も体も一瞬でリフレッシュ!

レモン精油はイボに効果的?

レモン精油はイボに効果的?

イボと言っても、いろんな種類のイボがありますね。

実は私も小さいなイボがひとつありますが、痛くもかゆくもないのでそのままにしています。

「レモン精油の入ったトリートメントオイル」をイボに塗ってみようかと迷うところ。。。

昔から民間療法的にレモンがイボによいと言われていて、実際にイボが小さくなった、イボが取れたと書かれているサイトもあります。。

ですが!

レモン精油を直接肌に塗るようなことはしないでください。

レモン精油だけでなく、精油は肌に直接塗らないでくださいね。

肌が赤くなったり、湿疹や刺激が出る原因となります。

日本において、精油は医薬品・医薬部外品でもなく雑貨扱い。

でも、使い方を間違えれば、肌に刺激をあたえることもあるので注意が必要。

精油を扱うときは、自己責任のもと、安全な使い方をしましょう。

というわけで私の個人的な意見は、気になるイボは皮膚科に行こうね、です。

レモン精油の抗うつ作用

レモン精油の抗うつ作用

うつの未病期。うつ病であると診断されていない状態。

検査では異常は無いが自覚症状があったり、検査で異常はあるが自覚症状がない状態。

このような患者に対してレモン精油を吸入させたところ、抗うつ感や緊張不安が軽くなったという報告があります。

レモン精油のほかに、ゆず、ベルガモット精油など柑橘の精油は、フレッシュな香りの力が心に働きかける力が大きいです。

柑橘系の果物や果汁を食べたり飲んだりすることで、気分がリフレッシュしたという経験は多くの人がしているでしょう。

レモン精油をはじめとする柑橘の精油は、香りを嗅ぎたいときに手っとり早く、そして瞬時に気持ちを切り替えさせてくれます。

レモン精油のおすすめ5選!

レモン精油おすすめ5選

レモン精油の価格はどんな感じ?

原材料の植物にこだわったオーガニック精油や、成分分析を公開している精油ブランドなどをおすすめしています。

香りの芳香分子は体内に吸収されるからこそ、安心して使用できる精油を選びたい。

■ニールズヤードレメディーズ

  • オーガニックにこだわるイギリス発祥のヘルス&ビューティブランド。
  • 英国ソイルアソシエーション認定オーガニック精油などを扱う。
  • サスティナブル&エシカルな理念をかかげるブルーボトルがおしゃれなブランド。
  • 生産国:英国
  • 価格の目安:10㎖ 3,410円(税込)
レモンの果皮から丁寧に抽出した、搾りたてのレモンのフレッシュな香りレモン・オーガニック

■生活の木

  • 国内外の提携農園(パートナーファーム)から厳選したオーガニックハーブや精油、植物油などの販売。
  • 全国約110店舗の直営店あり。
  • エコサート、JASなどの認証を受けた有機精油もあり。

原産国:イタリア
価格の目安:10㎖ 1,870円(税込)

■プラナロム

  • プラナロム社は無農薬栽培、成分に分類されたケモタイプ(化学種)にこだわり、正規輸入代理店である健草医学舎との二重の成分分析を行い、精油を販売。
  • ベルギーの有機農産物認定マークBioがついた精油が多い。
  • 健草医学舎直営農場では完全無農薬栽培によるハーブウォーターを製品化。

原産国:イタリア、ブラジル、スペイン、コートジボワール
価格の目安:10㎖ 2,970円(税込)

■フロリハナ

  • フランスにフロリハナ蒸留所を持つ。
  • 芳香蒸留水は微生物検査植物油、精油は成分検査、残留農薬の検査を実施。
  • エコサート・JAS認定100%オーガニックなど、オーガニック認定商品にこだわり、精油を蒸留販売。
  • 精油1滴は約0.03㎖。

原産国:イタリア
価格の目安:17.86㎖ 1,485円(税込)

■フレーバーライフ

  • 英国Aromatherapy Trade Council(アロマテラピー精油取引協議会)、Soil Association(英国土壌協会)加盟社から輸入した精油の充填販売。
  • 原料の輸入から製造、販売まで一貫して自社管理。
  • アロマテラピー商品の通信販売を日本で最初に始めた会社。
  • 瀬戸内レモン精油は水蒸気蒸留法で採取、光毒性の心配のあるフロクマリン類を含まない。

原産国:日本(広島県 大崎上島・大崎下島)
価格の目安:10㎖ 4,290円(税込)

レモンの話

レモンの話

レモン果汁とレモン果皮の効果

参考に、レモン果汁とレモンの皮にはどんな効果があるのでしょうか?

注意してほしいのはレモン果汁は飲めますが、レモン精油は飲めないということです。

骨が丈夫になる

  • レモンのクエン酸がカルシウムやミネラルなどの栄養素を腸に吸収されやすい形にする。
  • 血の中のカルシウム濃度が保たれることで、骨の密度が維持される。

減塩効果がある

  • レモンの酸味を取ることで塩分の摂取量が減り、減塩につながる。
  • 塩分の取り過ぎをおさえると血圧が下がり、高血圧からくる病気の予防につながる。

疲労回復・美肌効果

  • ポリフェノール(ヘスピリジン)⇨ 血液の流れが良くなり、むくみや冷え性の改善。
  • リモネンの香り⇨ 気分がリフレッシュし、疲労回復。
  • ビタミンC⇨ 皮膚のメラニン色素の生成を抑える。風邪予防や老化防止。

レモンの産地・国内編

日本国内のレモンの収穫量はおよそ8,450t。(農林水産省2017年統計)

広島の呉市・尾道市・大崎上島町、愛媛の今治市・松山市、続いて和歌山、熊本、宮崎がレモンの大きな産地としてあげられます。

レモン果汁を利用した食品や酒類だけでなく、フレッシュな香りのレモン精油を使い、アロマのハンドクリームなども作られています。

柑橘類でよく使われる圧搾法と異なり、水蒸気蒸留法で抽出されたレモン精油は光毒性の原因となる成分が含まれていないので、香りで癒されながら、安心してアロマハンドクリームを使えます。

瀬戸内レモンハンドクリーム 

「ネロリの島」と呼ばれる広島の大崎下島・大崎上島。

瀬戸内で育てられたレモンは「水蒸気蒸留法」でレモン精油に抽出されているので、「圧搾法」と異なり、気になる光毒性の成分が含まれていません。

保湿成分にオリーブ果実油とレモン果実エキスを配合。
100%瀬戸内レモン精油の香りのハンドクリーム。

レモンの産地・海外編

海外ではインド、メキシコ、中国、アルゼンチン、ブラジルの順で大きな産地となっています。

インドや中国でレモンの栽培・生産されているのは意外な感じがしませんか?

実は、レモンの原産地はインドのヒマラヤ山麓、中国の東南部からミャンマー北部なんですよ。

レモンと言えば、イタリア・シチリアのイメージが大きいのですが、生産量は世界で11位(グローバルノート 2019年統計)。

日本に輸入されるレモンはアメリカ、チリが主要国ですが、最近は加工されたレモン果汁の輸入もかなり増えています。

レモン精油のプロフィール

レモン精油のプロフィール
精油名レモン(Lemon
学名Citrus limon(キトゥルス リモン)
科名ミカン科
抽出部位果皮
抽出方法圧搾法(水蒸気蒸留法もあり)
主な産地アメリカ、イタリア、アルゼンチン、スペイン
主要成分リモネン、シトラール、オクタナール、リナロール、デカナール 
ノートトップ
印象さわやかな酸味とフレッシュ感、太陽を思わせる明るいイメージ 
注意事項光毒性があるので、使用後は紫外線に注意する。(圧搾法)

レモン精油のまとめ

レモン精油の魅力は何といっても、あのさわやかなフレッシュな香り。

レモンやレモン精油の甘酸っぱい香りが瞬時に鼻を通り大脳に届くと、あっという間に気持ちが切り替わります。

精油をディフューザーやアロマストーンを上手に使うことによって、仕事や学習の集中力アップに役立ちます。

レストランでレモン水が出てくることがありますが、殺菌浄化作用や消化促進のねらいもあります。

そして、冷えやむくみの予防に、気持ちが重いときに、部屋の空気の浄化にといろいろな状況で使えるレモン精油。

香りに親しみのある果実だからこそ、レモン精油も使いやすく人気があります。

気分転換にぜひ生活の中に気軽に取り入れてみましょう。

注意:レモン精油は飲めません!ほかの精油も飲むことはできません。

ニールズヤード レメディーズ 

天然植物100%のさわやかな香りで、心地よく汗のケアをしたい。

植物由来の変性アルコールを使用し、パラベンやアルミニウム化合物は不使用。

レモン&コリアンダー デオスプレー

一日中、汗のニオイを気にしない。レモン、ライムの爽快な香り。