レモングラス精油はリフレッシュと蚊よけ・ゴキブリ除けにおすすめ!

レモングラス(Lemongrass)とは?

レモン(lemon)の香りがするイネ科の細長い草(grass)。

東南アジアを中心とした亜熱帯で育つハーブです。

トムヤンクンやグリーンカレーなどの料理に使われたり、ハーブティーとしても知られています。

レモングラス精油はレモンよりレモン香が強く、生姜(ジンジャー)が足されたようなパワーとさわやかさがあふれる香り。

また、レモングラス精油はゴキブリ除けや虫除けとしても知られていたり、合成香料では芳香剤やリードディフューザーでも人気があります。

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターのRiyuが、レモングラス精油の消化促進や肩こりに筋肉痛、抗菌作用、集中力アップなどの効能や気をつけたい禁忌・注意点を紹介していきます。

レモングラス精油の使い方を知り、アロマスプレーを作ってみたり、リードディフューザーを使って、すっきりとさわやかな香りでリフレッシュ、そしてリラックスしたいですね!

レモングラス精油の効果効能

心への効能

集中力アップ

レモンの香りに似た強いシトラス感によって気分が高揚し、集中力が高まる。

リフレッシュ

気分がシャキッと新鮮な気持ちになり、元気が出る。

鎮静作用

心配ごとや不安からくる波打つ気持ちを落ち着かせ、切り替えていく。

体への効能

血流促進

冷え性やむくみが気になるときに。血液の流れをよくする。

抗菌・抗ウイルス作用

感染症予防にディフューザーで空気の浄化をしたり、汗をかいたときの消臭や体臭予防。

鎮痛作用

肩こり・腰痛、筋肉痛、スポーツ後の筋肉を回復させたいとき。

抗ヒスタミン、抗真菌作用

虫刺されのかゆみ対策や水虫が気になるとき。

その他の効能

昆虫忌避作用

芳香成分シトラールの作用。蚊などの虫除けやゴキブリ除けの対策に効果的だという実験結果が報告されている。

アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】

レモングラス精油の禁忌と注意点

レモングラス精油は肌へのアロマトリートメントに使うとき、濃度が高いと皮膚刺激があるので注意します。

ホホバ油などの植物オイル(キャリアオイル)などで精油を薄め、濃度を1.0%以下にします。

希釈濃度1.0%とは、ホホバ油(キャリアオイル)30㎖に対して精油6滴、50㎖に対して精油10滴の割合のことです。

参考【 精油の濃度と精油の滴数 】

  濃度 0.5%   濃度 1.0% 
基材の量 10㎖  精油 1滴   精油 2滴
     20㎖     2滴      4滴
     30㎖     3滴      6滴
     50㎖     5滴      10滴

また、妊娠中は使用を控えましょう。

緑内障の方は眼圧を上げてしまうので、使用は控えたほうがいいでしょう。


  レモングラス精油の禁忌

  • 皮膚刺激があるので、トリートメントには十分に薄めて使う。
  • 妊娠中は使用を控える。
  • 緑内障の方は使用を控える。

レモングラス精油はゴキブリ除けに!

オレンジスイート精油のページでも紹介していますが、ゴキブリにレモングラス精油の香りが有効であるといくつかの機関で実験され、報告されています。

しかし、レモングラス精油でゴキブリを退治できるわけではないので、市販のゴキブリ除け商品と併用するのがよいですね。

たとえば、一目につく玄関には精油を垂らしたアロマストーンを置き、台所や洗面所の床のすみには、市販のゴキブリ除けを置く。

レモングラス精油は蚊やゴキブリ除けになる香りだと覚えておきましょう!

レモングラス精油をゴキブリ対策として使う方法

レモングラス精油とハッカ油をアロマストーンに垂らす!

ゴキブリは前に出たことがあるとか、まだ見ていないけど寄せつけたくないというときに。

無印良品で売られている手ごろなアロマストーンを使って、ゴキブリ対策をしましょう。

100均で売られているような陶器の豆皿にアロマストーンを置いて、レモングラス精油を5滴垂らします。

さらに強力にするために、レモングラスの次に効果があると言われているハッカ油も3滴垂らします。

台所のすみやゴミ箱などの周辺に豆皿を置きます。

そして、香りが薄くなったころに、また精油を垂らしておきましょう。

ゴキブリ対策

アロマストーンにレモングラス精油とハッカ油を垂らし、キッチンや部屋のすみに置く。

ただし、気をつけたい点があります。

乳幼児や認知症の方に対しては精油の置き場所や保管について注意しましょう。

さらに、注意したいのはペットの飼い猫

は精油を体内で代謝し、解毒することができないので、舐めてしまうと中毒症状になると言われています。

猫を飼っている方は精油の取り扱いに十分に注意し、猫がいる部屋ではアロマの使用を控えましょう。

では、犬はどうなの?

は精油の代謝機能があると言われていますが、人間ほどではありません。

猫と同じように精油が口に入らないように気をつけましょう。


 【アロマストーン床置きの注意点

  • 乳幼児や認知症の方がいるお宅では、床やテーブルの上、目につきやすい場所に精油を放置しない。
  • ペット、特に猫には有害となるので、精油を舐められる状態で放置しない。

【参考サイト1】

アロマのゴキブリに対する忌避作用

公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)

【参考サイト2・ゴキブリ画像あり閲覧注意】

【実験】ゴキブリが好きな・苦手そうな匂いとは!?inアース製薬赤穂研究所

ゴキラボ

レモングラス精油は虫除けになる!

レモングラス精油の虫除けアロマスプレー

レモングラス精油もユーカリレモン(ユーカリ・シトリオドラ)精油と同じように虫除け(蚊よけ)に効果的です。

そして、レモングラスもユーカリレモン精油もレモンのようにさわやかで清涼感のある香り。

外で使うだけでなく、こもった部屋の空気をスッキリさせたいときのルームフレグランスとしても使えます!

【虫除けアロマスプレーの作り方 (約30㎖)】

<材料>

  • レモングラス精油 2滴
  • ユーカリレモン(ユーカリ・シトリオドラ)精油 4滴
  • 無水エタノール 5㎖
  • 精製水(水道水でも可)25㎖
  • 遮光性プラスチック容器
  • ビーカー、ガラス棒(竹串でも可)、ラベルシール

<作り方>

①ビーカーに無水エタノール5㎖を入れ、精油を合わせて6滴入れる。
②かくはん棒でよく混ぜ、水25㎖を入れてさらによく混ぜて、遮光性プラスチック容器に移す。
③ラベルに作成日、精油名など記入して貼る。

希釈濃度1%の虫除けアロマスプレー。
使用期限は約2ヶ月。使用する前によく振って使いましょう。
※乳幼児の肌には直接つけず、衣服の上やベビーカーなどにつけるなど気をつけましょう。

アロマルームスプレーの作り方(約50㎖)と、必要な道具をもっとくわしく知りたいときはこちらの記事もぜひ参考にしてください。

レモングラス精油のリードディフューザーでリラックス!

レモングラス精油は、鎮静作用があるので、リラックスできる香り。

リードディフューザーを置いておくだけで、気持ちがリフレッシュ、そして癒されます。

手作りのリードディフューザーは購入したけれど、使い切れずにおいてある精油や使用期限が切れた精油の使い道としてオススメの方法

ですので、レモングラス精油に限らず、他の精油でブレンドするのも楽しいですね。

レモングラス精油ブレンド・リードディフューザーの作り方

レモングラス精油の香りをメインにしたリードディフューザーを手作りしてみましょう。

ゼラニウムパチュリをブレンドすると、くっきりとした甘さと深みがある香りになります。

材料がそろえば、かんたんに作ることができます♪

また、無水エタノールの揮発を遅らせるためにグリセリン(ベビーオイル)を足していますが、無くても問題ありません。

リードディフューザーの作り方 (約30㎖)】

<材料>

  • レモングラス精油 40滴
  • ゼラニウム精油 15滴
  • パチュリ精油 5滴 の合計 60滴(約 3㎖)
  • リードスティック 5本ほど
  • 無水エタノール 30㎖
  • グリセリン(またはベビーオイル) 3滴  
  • ガラス容器(口が細め)容量50㎖以上
  • 目盛り付きビーカー

<作り方>

①無水エタノール、精油、グリセリンをビーカーで計り、ガラス容器に入れる。
②リードスティックをさす。

  • 無水エタノールと精油の割合を10:1にするとよい。(今回は30㎖:3㎖)
  • ガラス容器は底の面積がある安定したものを選ぶと、倒れる心配が少ない。
  • 竹串よりもディフューザー用のリードやラタンスティックのほうが香りがひろがる。
  • 時々リードスティックを反対向きに差しなおすと香りがひろがる。
  • 手作りのリードディフューザーは精油の量をかなり消費するので、開封して時間が経過したものや高価過ぎない精油を選ぶとよい。

レモングラス精油のおすすめ3選!

価格の目安は公式オンラインストアでの価格です。

■生活の木

  • 国内外の提携農園(パートナーファーム)から厳選したオーガニックハーブや精油、植物油などの販売。
  • 全国約110店舗の直営店あり。
  • エコサート、JASなどの認証を受けた有機精油もあり。

レモングラス・東インド型精油
原産国:ネパール
価格の目安:3㎖ 660円(税込)、10㎖ 1,870円(税込)

■フレーバーライフ(Flavor Life)

  • 英国Aromatherapy Trade Council(アロマテラピー精油取引協議会)、Soil Association(英国土壌協会)加盟社から輸入した精油の充填販売。
  • 原料の輸入から製造、販売まで一貫して自社管理。
  • アロマテラピー商品の通信販売を日本で最初に始めた会社。

原産国:インド
価格の目安:10㎖ 1,320円(税込)

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■フロリハナ(FLORIHANA)

  • フランスにフロリハナ蒸留所を持つ。
  • 芳香蒸留水は微生物検査植物油、精油は成分検査、残留農薬の検査を実施。
  • エコサート・JAS認定100%オーガニックなど、オーガニック認定商品にこだわり、精油を蒸留販売。
  • 精油1滴は約0.03㎖。

原産国:インド
価格の目安:16.95㎖(15g) 1,485円(税込)

■安心できる精油ブランドを選ぶ。

  • オーガニック先進国などの認証機関で精油の品質検査がされている。
  • 精油ブランドや販売店が、輸入された精油を企業独自に成分分析をしている。
  • 精油の成分分析表などの表示がある。

精油ブランドによって、同じ精油でも香りの雰囲気が少し異なります。

原料になる植物が育つ産地や収穫時期が異なることで、精油に含まれる芳香成分に多少の違いが出てくるためです。

レモングラス精油のブレンドの相性

香りの強さは、中~強で印象的な香り。

香りのノートは、トップからミドル

ブレンドの相性は、柑橘系のシトラス全般レモン、グレープフルーツなど、ハーブ系ではラベンダー、ゼラニウム、スイートマージョラム、クラリセージ、ペパーミントなども調和します。

ほかに樹木系ではジュニパーベリー、サンダルウッドなどのブレンドもあります。

■柑橘系:グレープフルーツレモンベルガモット

■フローラル系:ジャスミンイランイラン

■ハーバル系:ラベンンダーゼラニウムスイートマージョラムクラリセージペパーミント、ローズマリー、パチュリベチバー

■樹木系:ジュニパーベリーサンダルウッド

レモングラス精油のプロフィール

レモングラス精油には西インド型と東インド型の2種類の精油が流通しています。

西インド型レモングラス精油は、学名がCymbopogon citratus(キンボポゴン キトラトゥス)、おもにスリランカ、中国などで生産されています。

西インド型はレモンの香りに加え、土の香りもすると言われますが、どちらも特徴成分であるシトラールの含有量が高く、強いレモンの香りがします。

以下は、東インド型レモングラス精油のプロフィールです。

精油名レモングラス Lemongrass (東インド型レモングラス)
学名Cymbopogon flexuosus(キンボポゴン フレクオスス)
科名イネ科
主な産地インド、ネパールなど
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
主要成分シトラール、ゲラニオール、メチルヘプテノン、リナロール、シトロネラールなど 
ノートトップ~ミドル
印象レモンに似た香りとハーブや生姜を合わせたような力強い香り。
禁忌注意事項皮膚刺激あり。
妊娠中は使用を避ける。
緑内障の人は使用を控える。

レモングラス精油のまとめ

レモングラスは料理やハーブティーとしてよく利用されるハーブですが、精油にもすばらしい力があるので、まずは気軽にディフューザーでリフレッシュするのはいかかでしょうか?

レモンよりも強い香りで存在感があるので、レモングラスのアロマスプレーはニオイの気になる場所や部屋の空間消臭に役立ちます。

抗菌作用があるので、たとえば1日履いた靴にスプレーするなど活用方法はいろいろ。

注意点は皮膚刺激があるので、肌へのオイルトリートメントをするときには1%以下になるように植物オイル(キャリアオイル)で薄めること。

気分転換をしたい、なんだかスッキリしないというときには、レモングラスのディフューザー!というキーワードを思い出してください。

レモンに似た、さわやかで力強い香りに元気をもらえることでしょう。

アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】