ローズマリー精油は集中力アップと肌と髪に!効果効能と禁忌

ローズマリーはスーッとしたカンファー(樟脳)の香りが特徴で、アロマテラピーでも人気の精油。

ローズマリー精油の効能は肌や髪、頭皮のケア頭脳明晰自律神経の調整抗菌作用などがあり、古くから使われてきました。

また、同じローズマリー精油でも化学的な成分が異なるケモタイプローズマリー・シネオールローズマリー・カンファーローズマリー・ベルべノンがあり、作用が少しずつ異なります。

ここでは使いやすく、取り扱いが多いローズマリー・シネオールを中心に効果効能や禁忌、使い方、アロマブレンドレシピなどを取り上げます。

ローズマリー精油は集中力と記憶力を高める

ローズマリー精油の作用には頭脳明晰化があるので、香りを嗅いだ瞬間、頭がすっきりします。

ローズマリー精油にはユーカリに含まれる1,8シネオールやジュニパーベリー精油やサイプレス精油に含まれるα-ピネンが入っているので、目が覚めるような刺激のある香りで脳を活性化します。

朝の眠気覚まし勉強・仕事を始めるとき、そして集中したいときにとても便利な精油です。

アロマルームスプレーをシュッと吹きかけたり、アロマディフューザーを使って香りを拡散するとよいですね。

または、精油瓶からさっと香りを嗅ぐだけでもOKです!

ローズマリーの香りは精神を刺激し集中力を高めるので、記憶力のアップにつながると言われています。

勉強部屋や在宅ワークスペースにはローズマリー精油の香りがおすすめです。

朝スッキリ、夜リラックス【フレーバーライフ】

ローズマリー精油は肌や髪・頭皮のケアに!

肌や髪・頭皮のケアに役立つのが、ローズマリー精油のすぐれた作用。

収れん作用があるので、たるみの引き締めやニキビ肌によいとされています。

また、抗菌作用と抗炎症作用によって皮膚を清浄し、肌の炎症をしずめます。

ローズマリー精油と他の精油をブレンドして、アルガンオイルやホホバオイルと混ぜるとスキンケアオイルが作れますよ。

ぜひ、ローズマリーブレンドのスキンケアオイルを作るときの参考にしてください。

ただし、ローズマリー精油は作用が強いので、高濃度にならないように気をつけましょう。

こちらの記事ではいろいろなアロマテラピーの方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

<ローズマリー精油のアロマブレンド!スキンケアにおすすめの精油

こちらは脂性肌のケアに。

初めて精油を扱うときは精油の禁忌も確認しましょう!

また、ローズマリー精油は血流促進作用もあるのでフケや抜け毛が気になるときにも効果的。

ローズマリー精油のヘアオイルで、シャンプー前に頭皮のオイルマッサージをしたり、お風呂上りのタオルドライ後の髪にヘアトリートメントするのもいいですよ。

ローズマリー精油のアロマブレンド! ヘアケアにおすすめの精油

◎フケ・抜け毛予防、頭皮の皮脂バランスを整える

  • イランイラン
  • クラリセージ
  • ローズマリー
  • ゼラニウム
  • サンダルウッド

アロマのトリートメントオイルを作るときは、必要な精油の滴数に注意しましょう。

アロマは、フレーバーライフ【フレーバーライフ】

ローズマリー精油のヘアオイルの作り方

ローズマリー精油のヘアオイルの作り方は簡単、キャリアオイルに精油を混ぜるだけです。

ローズマリーは樟脳(カンファー)の香りが強いので、甘さがほしいときはイランイランゼラニウムをブレンドしましょう。

もっとスッキリした香りにしたいときはローズマリーとクラリセージティートリーをブレンドするといいですよ。

【ローズマリーのアロマヘアオイル 作り方】(できあがり量 約30㎖)
<材料>

  • ローズマリー・シネオール精油 1滴
  • ゼラニウム精油 1滴
  • イランイラン精油 1滴 
  • アルガンオイル(またはホホバオイル)30㎖
  • ビーカー、かくはん棒、ラベルシール、遮光性のオイル容器 

<作り方>
①ビーカーにアルガンオイルまたはホホバ油30㎖ を入れる。
②精油を一滴ずつ合計で3滴入れ、よくまぜる。
③遮光性のトリートメント容器にうつす。
④作成日、精油名などを書いたラベルシールを貼る。

希釈濃度1%のアロマヘアオイル。

ローズマリー精油は作用が強いので、1%以下に希釈します。(30㎖の植物オイルに対してローズマリー精油は1、2滴で十分です。)

アロマコスメは各精油の禁忌を確認し、自己責任において作りましょう。

ローズマリーの抗菌スプレーも簡単に作れるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

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ローズマリー精油は風邪やインフルエンザ予防におすすめ!

また、ローズマリー精油は抗ウイルス作用抗菌作用があるので、風邪やインフルエンザ予防にも役立ちます。

同じく抗ウイルス作用のあるオレンジスイートレモンラベンダージュニパーベリーティートリーなどから好きな精油を選んで、ローズマリー精油とブレンドしてみましょう。

拡散性のあるアロマディフューザーで適量の精油をたらし、空気を浄化します

咳が出てるときなど呼吸器系の不調には、フランキンセンスとブレンドするのもおすすめです。

何より、風邪かも?!と感じるときは無理は禁物、栄養をとって早めに寝ることが大切ですね。

ローズマリーとは?

ローズマリーは地中海沿岸が原産地で、約1mほどに成長し、海岸近くに自生するシソ科の常緑低木です。

繁殖力が強く、庭に地植えするとかなり大きく成長し、頻繁に刈り込みが必要になるので、ミントと同じように、鉢植えで育てるのがおすすめのハーブ。

ローズマリーが使われた歴史は古く、古代エジプトのお墓からローズマリーの枝が発見されたり、聖母マリアにちなむ伝説も残っています。

ヨーロッパでは魔除けや感染症予防に使われ、14世紀にはローズマリーを使った治療薬「ハンガリアン・ウォーター」が若返りの水として人気が高まりました。

現代ではローズマリー精油のほか、料理の香りづけや肉魚の臭み消しに欠かせないハーブとなっています。

また、抗酸化作用があるので、化粧品やシャンプーなどにローズマリー葉エキスとして使用されています。

ローズマリーの香りはスーッとさわやか、樟脳しょうのう(カンファー:クスノキ精油の主成分)のようにシャープで、ユーカリ精油の香りにも似ています。

ローズマリー精油の価格については、およそ5㎖で1,650~1,980円(税込)、10㎖で1,320~1,980円(税込)です。

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ローズマリー・シネオールの作用と効果効能

心への効能

■頭脳明晰神経強壮

頭をすっきりクリアにする。やる気アップや気分転換に。慢性疲労の回復。

■集中力・記憶力強化

香りによる脳への刺激が集中力や記憶力アップにつながる。

体への効能

■去痰、粘液溶解作用

たんの排出を促す。のど、鼻、呼吸器系の不調のときに。

抗菌・抗ウイルス作用

風邪やインフルエンザなどの感染症予防に。また体臭予防のデオドラントにも。

■抗炎症

気管支粘膜の炎症を抑える。ニキビ、吹き出物が気になるオイリー肌のスキンケアに。

■血行促進

頭皮の刺激、フケ、抜け毛などのヘアケアに。冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、筋肉痛などに。

■消化促進作用

胃腸の動きや消化液の分泌を促し、消化を助ける。消化不良、下痢、便秘のときに。

ローズマリー精油の禁忌・注意点(3つのケモタイプ共通)

以下の人はローズマリー精油を使わないようにしてください。

ローズマリー精油の禁忌・注意点

高血圧症、てんかんの持病がある人、妊娠中・授乳中の人は使用しない。

また、ローズマリー精油は作用が強いので、規定量を守り、高濃度にならないようにうすめて使いましょう

ローズマリー・カンファーについて

ローズマリー・カンファーはツーンとした樟脳の香りが強いケモタイプで、産地はスペイン、チュニジア、フランスなどです。

主成分はカンファーが約20%、ローズマリー・シネオールとローズマリー・ベルベノンに比べて割合が多くなっています。

また、ローズマリー・カンファーは筋肉への作用が強いので、肩こりや腰痛、関節の痛み、神経痛などに有用とされています。

しかし、ケトン類で神経毒性が強いことから、ブレンドするときは高濃度にならないように注意が必要です。

フレーバーライフには使いやすく配合された、ローズマリーのブレンドエッセンシャルオイルがあるので、ぜひチェックしてみてください。

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ローズマリー・ベルベノンについて

ローズマリー・ベルベノンは南フランスの地中海沿岸で育ちます。

芳香成分にベルベノンが約20%含まれていることが特徴で、ほかにα-ピネンが約25%、酢酸ボルニル、1,8-シネオールなどが含まれます。

自律神経や肝機能の調整作用があり、また、皮膚組織の活性作用も優れているので、フケや抜け毛の予防、肌のハリ回復、シワの予防におすすめとされます。

ローズマリー精油のブレンドの相性

香りの強さは、中~強程度の印象的な香り。

香りのノートは、トップ

特にレモン、ユーカリ、ティートリー、ゼラニウムなどがおすすめ。

■柑橘系:オレンジスイートレモンベルガモット

■フローラル系:イランイランネロリ

■ハーバル系:ユーカリティートリーラベンンダーゼラニウムクラリセージレモングラス

■樹木系:ジュニパーベリーサンダルウッドフランキンセンスなど。

ローズマリー精油のプロフィール

精油名ローズマリー・シネオール(Rosemary cineole
学名Rosmarinus officinalis ct cineole(ロスマリヌス オフィキナリス シネオール)
科名シソ科
抽出部位花と葉
抽出方法水蒸気蒸留法
主な産地モロッコ、チュニジア、フランス、スペイン、アメリカ、イタリア
主要成分1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、ボルネオ―ル、β-カリオフィレン 
ノートトップ
印象ユーカリに似たさわやかさと樟脳に似たシャープな香り 
注意事項高血圧症、てんかんの持病のある人、妊娠・授乳中の人は使用しない。

ローズマリー精油のまとめ

ローズマリーはハーブで有名ですが、ローズマリー精油の香りは目が覚めるように刺激的です。

スーッとした薬のような香りは、頭痛のときにもおすすめ。

そして、勉強や仕事に集中したいとき、気持ちの切り替え、朝の目覚めなど、シャキッとしたいときにも取り入れたい精油です。

スキンケア・ヘアケア、季節の感染症予防にも力を発揮します。

ただ、ローズマリー精油は作用が強いので禁忌を確認し、肌に使用するときは1%以下の希釈濃度になるようにしましょう。

フレーバーライフには、リフレッシュを目的としたローズマリーのブレンド精油もあるので、気楽に生活に取り入れてみるといいですね。

アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】

コラム・ロスマリン酸とローズマリー葉エキス

ローズマリーから見つかったポリフェノール成分ロスマリン酸で、ローズマリーにちなんだ名前がつけられています。

なかでも抗酸化作用が注目されており、認知症予防に有用だという研究で話題になりました。

ロスマリン酸についてはレモンバームにも含まれていることから、メリッサ(レモンバーム)精油の記事でよりくわしく触れています。ぜひ参考にしてください。

また、ローズマリー葉エキスはローズマリーから抽出された植物エキスです。

ローズマリー葉エキスの抗酸化作用によって、肌のハリ・ツヤ、乾燥肌・肌荒れなどの改善が認められたという実験があり、特に女性にはとても興味深い成分ですね。

多くのスキンケア・ボディケア製品などに含まれているので、 ローズマリー葉エキスの成分表示を見たことがある人もいるでしょう。

私が以前買った入浴剤に保湿成分として、配合されていました。

ローズマリーは臭み消しのハーブだけでなく、香りや成分がいろいろな製品に活用される有用な植物なのです。