ローズマリー精油の種類や禁忌、集中力アップと肌と髪への効果効能

ローズマリーは人気のあるハーブのひとつとして、料理やハーブティーなどによく使用されていますね。

スーッとしたカンファー(樟脳)の香りが特徴のローズマリー精油はさまざまな作用が注目されているアロマテラピーでも人気の精油。

ローズマリー精油は肌のケアや髪・頭皮のケア頭脳明晰自律神経の調整抗菌作用などがあり、古くから人々に使われてきました。

また、ローズマリーは同じ学名・同じ種類でも化学的な成分が異なるケモタイプと言われる3種類の精油があり、作用と効能が少しずつ異なります。

ローズマリー・シネオールローズマリー・カンファーローズマリー・ベルべノンとありますが、ここでは使いやすく取り扱いが多いローズマリー・シネオールを中心に効果効能や禁忌、使い方、ブレンドレシピなどを取り上げます。

もちろん、ローズマリーカンファーやローズマリーベルベノンについても紹介しています。

では、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターのRiyuとローズマリー精油の香りの作用について詳しくみていきましょう♪

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ローズマリーとは?

ローズマリーは地中海沿岸が原産地で、海岸近くに自生しているシソ科の常緑低木、約1mほどに成長します。

学名はRosmarinusロスマリヌス

小さな青い花が「海のしずく」に見えることから名づけられたと言われています。

古代エジプトのお墓からローズマリーの枝が発見されるほど古い歴史を持つハーブで、また聖母マリアにちなむ伝説もあります。

ヨーロッパでは魔除けや感染症予防に使われ、14世紀にはローズマリーを使った治療薬「ハンガリアン・ウォーター」が若返りの水として人気が高まりました。

現在ではメディカルハーブとして頭痛のときに使われたり、化粧品には抗酸化作用を目的として、ローズマリー葉エキスが使用されていることがよくあります。

ローズマリーの香りは樟脳しょうのう(カンファー:クスノキの精油の主成分)のように鋭くシャープで、ユーカリ精油の似た香り。

精油の価格は各精油販売会社により異なりますが、約5㎖で1,650~1,980円(税込)、10㎖で1,320~1,980円(税込)ほどです。

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ローズマリー精油は集中力と記憶力を高める

ローズマリー精油の作用には頭脳明晰化があります。

精油瓶を開けて香りを嗅いだ瞬間、頭がすっきりリフレッシュ。

ローズマリー精油にはユーカリに含まれる1,8シネオールやジュニパーベリー精油やサイプレス精油に含まれるα-ピネンが入っていて、目が覚めるような刺激のある香りで脳を活性化します。

朝の眠気覚まし勉強・仕事を始めるとき、そして集中したいときにとても活躍します。

時間が無いときはアロマスプレーをシュッと部屋に吹きかけたり、余裕があればディフューザーを使って香りを拡散するのもおすすめ。

または、サッと精油瓶から香りを嗅ぐのだってOK!

精神を刺激し集中力が高まるので、記憶力のアップにもつながると言われています。

勉強部屋や在宅ワークスペースに、ローズマリーの香りをどうぞ。

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ローズマリー精油は肌のケアや髪・頭皮のケアに

また、ローズマリー精油の作用は肌のケアや髪・頭皮のケアにも役立ちます。

肌のケアにおいては収れん作用があるので、たるみやむくみの引き締めやニキビや吹き出物に悩む脂性肌に。

また、抗菌作用と抗炎症作用によって皮膚を清浄し、肌の炎症をしずめます。

ただし、ローズマリー精油は作用が強いので、希釈濃度に気をつけましょう。

以下はスキンケアにおすすめの精油です。

各精油の禁忌などを確認して、ブレンドするときの参考にしてくださいね。

<スキンケアにおすすめの精油>

髪・頭皮のケアとしては、血流促進作用もあるのでフケや抜け毛が気になるときに効果的。

ローズマリー精油のヘアオイルで、シャンプー前に頭皮のオイルマッサージをしたり、お風呂上りのタオルドライ後の髪にヘアトリートメントするのもいいですよ。

以下はヘアケアにおすすめの精油です。

香りの好みに合わせてブレンドするときの参考にしてくださいね。

<ヘアケアにおすすめの精油>

◎フケ・抜け毛予防、頭皮の皮脂バランスを整える、頭皮の強壮などに。

  • イランイラン
  • クラリセージ
  • ローズマリー
  • ゼラニウム
  • サンダルウッド

ローズマリー精油は樟脳(カンファー)の香りが強いので、甘さがほしいときはイランイランやゼラニウム精油をブレンドするとよいです。

自分の好みの香りでブレンドするのがポイントですが、必要な精油の滴数に注意しましょう。

アロマは、フレーバーライフ【フレーバーライフ】

ローズマリー精油のヘアオイルの作り方

ローズマリー精油のヘアオイルはフケや抜け毛が気になるときに。

もっとスッキリした香りにしたいときはクラリセージやティートリー精油などのハーブ系の香りに置き換えるといいですよ。

【ローズマリーのアロマヘアオイル 作り方】(できあがり量 約30㎖)

<材料>

・ローズマリー・シネオール精油 1滴
・ゼラニウム精油 1滴
・イランイラン精油 1滴 

・アルガンオイル/ホホバ油 30㎖
・ビーカー、かくはん棒、ラベルシール、遮光性のオイル容器 

<作り方>
①ビーカーにアルガンオイルまたはホホバ油30㎖ を入れる。
②精油を一滴ずつ合計で3滴入れ、よくまぜる。
③遮光性のトリートメント容器にうつす。
④作成日、精油名などを書いたラベルシールを貼る。

※希釈濃度1%のアロマヘアオイル。

ローズマリーは作用が強い精油なので、1%以下に希釈しましょう。(30㎖の植物オイルに対してローズマリー精油は1、2滴で十分です。)

精油の禁忌はそれぞれで異なります。

各精油の禁忌を確認してから、芳香浴やアロマコスメ作りを楽しみましょう。

また、ここではヘアオイルを紹介しましたが、ローズマリーの抗菌スプレーなども簡単に作れます。

詳しくはこちらを参考にしてみて下さい↓

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ローズマリー精油は風邪やインフルエンザ予防に

また、ローズマリー精油は抗ウイルス作用抗菌作用があるので、風邪やインフルエンザ予防にも役立ちます。

同じく抗ウイルス作用のある柑橘系のオレンジスイートやレモン、またラベンダーやジュニパーベリー、ティートリーなどから好みの精油を選んで、ローズマリー精油と合わせて芳香拡散するとよいでしょう。

日中は気にならないけど夜になると咳が出るなど、呼吸器系の不調にローズマリーや咳をしずめるフランキンセンス精油をブレンドして、ディフューザーで芳香拡散するのもおすすめ。

もちろん、夜更かしせずに生活リズムを整え、栄養をしっかりと摂ることが一番が大切ですね。

ローズマリー・シネオールの作用・効果効能

心への効能

■頭脳明晰神経強壮

頭をすっきりとクリアにする。意欲を引き出したり、気分転換に。また慢性疲労時に。

■集中力・記憶力強化

脳への刺激が集中力や記憶力アップにつながる。

体への効能

■去痰、粘液溶解作用

たんの排出を促す。のど、鼻、呼吸器系の不調に。

抗菌・抗ウイルス作用

風邪やインフルエンザなどの感染症予防に。またデオドラント作用で体臭予防に。

■抗炎症

気管支粘膜の炎症を抑える。ニキビ、吹き出物が気になるオイリー肌のスキンケアに。

■血行促進

頭皮の刺激、フケ、抜け毛などのヘアケアに。冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、筋肉痛などに。

■消化促進作用

胃腸の動きや消化液の分泌を促がし、消化を助ける。消化不良、下痢、便秘に。

ローズマリー精油の禁忌・注意点(3つのケモタイプ共通)

高血圧症、てんかんの持病がある人、妊娠中・授乳中の人は使用しない。

また、ローズマリー精油は作用が強いので、高濃度にならないように気をつけて下さい。

ローズマリー・カンファーについて

ローズマリー・カンファーはツーンとした樟脳の香りが強いのが特徴のケモタイプで、産地はスペイン、チュニジア、フランスなど。

主成分はカンファーが約20%ほどで、ローズマリー・シネオールとローズマリー・ベルベノンに比べてその割合が多いです。

そして、ローズマリー・カンファーは筋肉への作用が強いので、肩こりや腰痛、関節の痛み、神経痛などに有用とされます。

しかし、ケトン類で神経毒性が強いことから、高濃度にならないように十分注意が必要。

市販の精油ではローズマリー・カンファーとレモンなどのブレンドされた精油があるので、うまく活用するとよいですね。

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ローズマリー・ベルベノンについて

ローズマリー・ベルベノンは南フランスの地中海沿岸で育つローズマリーのケモタイプ。

芳香成分にベルベノンという成分が約20%ほど含まれていることが特徴で、ほかにα-ピネンが約25%ほど、酢酸ボルニル、1,8-シネオールなど。

自律神経の調整作用があり、肝機能の調整作用もあります。

また、皮膚組織の活性作用も優れているので、フケや抜け毛の予防、肌のハリ回復、シワの予防にも。

ただ、全体として市販の取扱い量は少ないようです。

ローズマリー精油のブレンドの相性

香りの強さは、中~強の印象的な香り。

香りのノートは、トップ

特にレモン、ユーカリ、ティートリー、ゼラニウムなどがおすすめ。

■柑橘系:オレンジスイートレモンベルガモット

■フローラル系:イランイランネロリ

■ハーバル系:ユーカリティートリーラベンンダーゼラニウムクラリセージレモングラス

■樹木系:ジュニパーベリーサンダルウッドフランキンセンスなど。

ローズマリー精油のプロフィール

精油名ローズマリー・シネオール(Rosemary cineole
学名Rosmarinus officinalis ct cineole(ロスマリヌス オフィキナリス シネオール)
科名シソ科
抽出部位花と葉
抽出方法水蒸気蒸留法
主な産地モロッコ、チュニジア、フランス、スペイン、アメリカ、イタリア
主要成分1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、ボルネオ―ル、β-カリオフィレン 
ノートトップ
印象ユーカリに似たさわやかさと樟脳に似たシャープな香り 
注意事項高血圧症、てんかんの持病のある人、妊娠・授乳中の人は使用しない。

ローズマリー精油のまとめ

ローズマリーはなじみのあるハーブのひとつですが、ローズマリー精油を初めて嗅ぐと目が覚める香りに驚くかもしれません。

うーん、薬っぽ~いと声が聞こえてきそうですが、頭痛のときもおすすめ。

勉強や仕事に集中したいとき、気持ちの切り替えや朝の目覚めなど、シャキッとしたいときにも取り入れたい精油です。

スキンケア・ヘアケア、そして季節の感染症予防にも力を発揮します。

また、作用が強い精油なので禁忌を確認し、1%以下の希釈濃度になるように注意しましょう。

リフレッシュを目的としたローズマリーのブレンド精油もあるので、気楽に生活に取り入れてみるといいですね。

ローズマリーのコラム・ロスマリン酸とローズマリー葉エキス

元々はローズマリーから見つかったポリフェノールの成分で、ロスマリン酸というローズマリーにちなんだ名前がつけられました。

抗酸化作用があることで注目されており、また認知症予防に有用だという研究で話題になったこともあるので、覚えておきたい成分ですね。

ロスマリン酸についてはレモンバームにも含まれていることから、メリッサ(レモンバーム)精油のところで詳しく触れていますので、参考にしてください。

そして、ローズマリー葉エキスはローズマリーから抽出された植物エキスで、食品添加物やさまざまな化粧品、香粧品などに配合されています。

ローズマリー葉エキスの抗酸化作用によって、肌のハリ・ツヤ、乾燥肌・肌荒れなどの改善が認められたという実験もあり、とても興味深い成分なのです。

ふだん使用しているスキンケア化粧品やハンド・ボディケア製品などの裏面をよく見ると、ローズマリー葉エキスと記載があるのを見ることがあるかもしれません。

私がたまたま買った入浴剤には保湿成分として、カミツレ(カモミール)エキスやその他の成分と一緒にローズマリーエキスとして配合されていましたよ。

庭木として植えると、かなり元気に成長するローズマリー。

ハーブや精油、アロマ商品、そしてスキンケア化粧品にと大活躍です。

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